BitcoinやEthereumに変わる新しいブロックチェーンプラットフォームとして注目を集めているKASPA。
KASPAの記事を読んでも何を書いているのかチンプンカンプンで意味わからないという人も多いと思います。
そんな人に向けて今回はKASPAについてわかりやすく解説します。
今回の内容は動画でも解説しています。 他の内容について動画を配信しているのでぜひチャンネル登録して他の動画もご覧ください。https://liquidmining.com/check/ref/natsukiリキッドマイニングの始め方と使い方については『リキッドマイニングの始め方と使い方』の記事で画像つきでわかりやすく解説しているのでぜひご覧ください。
KASPAとは
KASPAは分散型のブロックチェーンプラットフォームであり仮想通貨の一種。
KASPAはBitcoinやEthereumなどの既存のブロックチェーンプラットフォームに対する改善点を持っています。
KASPAの公式サイトはこちら。
Bitcoinは仮想通貨の世界においては「金」に例えられます。
デジタルの金がBitcoinと言えるでしょう。
ですが金であるからこその問題点もあります。
それが取引の確認時間が長い、取引手数料が高い、エネルギー消費が多い点。
それらの問題点を改善し使いやすい仮想通貨を目指して開発されたのがKASPAです。
KASPAの特徴
ブロックサイズが大きい
KASPAの特徴の1つはブロックのサイズが非常に大きいことです。
BitcoinやEthereumのような既存のブロックチェーンプラットフォームではブロックのサイズに制限がありました。
そのためブロックチェーン上で処理できるトランザクションが制限されています。
ですがKASPAではブロックのサイズに制限がないため多くのトランザクションを処理できるのです。

ちなみにトランザクションとはブロックチェーン上の取引のことだよ
誰が送金したとかいくら出金したとかの情報のこと
ブロックチェーンについては『ブロックチェーン』の記事をご覧ください。
BlockDAG
KASPAはブロックチェーン上のトランザクション処理を並列化しています。
これがBlockDAGと呼ばれているもの。
BlockDAGにより高い処理速度を実現しています。
具体的には送金にかかる時間は平均で10秒程度。
Bitcoinが送金するのに最低でも10分以上かかることからかなり高速だとわかります。
KASPAは高速で信頼性の高いトランザクション処理が可能なプラットフォームなのです。
スケーラビリティに優れる
KASPAはスケーラビリティ(拡張性)に優れています。
KASPAはブロックがただ直線上につながるだけでなく並列につながるBlockDAGという技術が使われています。
そのため一度にたくさんの取引の高速処理が可能です。
取引の処理速度のことをスケーラビリティと呼びます。
KASPAはBlockDAGとブロックサイズが大きいことからスケーラビリティに優れているのです。
BitcoinやEthereumではたくさんの人が同時にお金を送り合うとガス代という取引手数料が法外なほど高騰したり着金まで大幅に遅延します。
ですがKASPAはそれら全ての取引を素早くスムーズに処理することが可能です。
KASPAはスケーラビリティの高さをセキュリティ(安全性)や分散化を犠牲にせず実現しているのが特徴。
大量の取引が行われる状況でもKASPAは安定して高速で動作し続けるというメリットがあります。
オープンソース
KASPAは完全にオープンソースで動くことが特徴。
オープンソースとは仮想通貨のプログラムが公開されていて誰でもそれを見たり改良したり自分のものにしたりできるという仕組みです。
そのためKASPAの参加者たちが作り上げる仮想通貨と言えるでしょう。
環境に優しい
KASPAは環境に優しいブロックチェーンとして注目を集めています。
KASPAは他の仮想通貨よりもエネルギー消費が少ないです。
Bitcoinは莫大な電力を消費することから環境に悪影響として批判を受けています。
ですがKASPAはBitcoinよりもはるかに少ないエネルギーで動作します。
KASPAは特殊なアルゴリズムであるkHeavyHashを採用。
このkHeavyHashは光マイニングにも対応しています。
光マイニングはマイニングの作業を効率化しエネルギー消費を抑える方法です。
マイニングについては『マイニング』の記事をご覧ください。
さらにkHeavyHashとBlockDAGなどの技術を組み合わせることで他の仮想通貨よりも省エネを実現しています。
そのため環境に優しいブロックチェーンなのです。
そして気候問題に関心がある投資家の注目も集まっています。
実際にCoinMarketCapでは多くの投資家がKASPAを検索し注目銘柄の1つになっているのです。
KASPAはマイニング対象としても人気になっています。
これまでマイニングの中心はEthereumでした。
ですが2022年にアルゴリズムの変更によりEthereumではマイニングができなくなります。
そのためEthereumの後釜をKASPAが埋めることになりました。
今ではその需要はEthereumを上回っています。
環境にも優しくマイニングも高速にできるKASPAは仮想通貨の中でも大きな注目を集めているのです。
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